読み方の似ている「レジュメ(resume)」と「レジメ」は、どちらも「要約」や「概要」という意味の言葉です。でも、中には「会社でどっちを使うべきか迷う」という方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、レジュメとレジメは、どちらも同じ意味の言葉として使われていることが一般的です。
今回は、レジュメとレジメの詳しい意味や使い方のポイントについて解説します。また、シーン別にレジュメの書き方・作り方もご説明します。本記事の内容に参考に実践で活用していただけたら幸いです。
レジュメの正しい意味とは?

「レジュメ」は、フランス語の「résumé」を語源とする言葉で、日本語では、主に履歴書や職務経歴書を指す意味で使われます。
レジメの正しい意味とは?

「レジメ」は、フランス語の「résumé」に由来し、日本語では、レジュメと同義で使われることが多く、特にビジネスシーンでよく使われます。
使い方の違いをわかりやすく解説

では、実際にレジュメとレジメを使用する時は、どういう点に注意して使い分けるのでしょうか。以下のような使い分けの一例を挙げます。
- 「レジュメ」は、英文履歴書を指す
- 「レジメ」は、会議やプレゼンテーションの概要資料を指す
例えば、外資系企業の求人に応募する場合は、英文履歴書を「レジュメ」と呼ぶことがあります。また、会議やプレゼンテーションの概要資料を「レジメ」と呼ぶこともあります。
このように、どちらの表記を使うかは、状況や文脈によって異なる場合があります。求人の応募者、会議の担当者の方は違いを理解しておきましょう。
レジュメの書き方・作り方

レジュメとは、自分の経歴やスキルをまとめた書類です。就職活動や転職活動において、応募先企業に提出して自分のことをアピールするために重要な役割を果たします。
レジュメを作成する際には、以下のポイントを押さえることが大切です。
簡潔にわかりやすくまとめる
レジュメは、限られた時間で読まれることが多いため、簡潔にわかりやすくまとめることが重要です。不要な情報は省き、必要な情報は箇条書きや見出しを使って、一目でわかるようにしましょう。
客観的な視点で書く
レジュメは、自分の能力や経験を客観的に伝えることが大切です。主観的な表現や誇張は避け、事実に基づいて書きましょう。
誤字脱字やレイアウトの間違いをなくす
レジュメは、応募先企業に対する第一印象を左右する重要な書類です。誤字脱字やレイアウトの間違いは、不注意やミスを連想させるため、必ずチェックしましょう。
レジュメの基本的な構成とは?

レジュメの構成は、利用するシーンごとに変わります。ここでは、3つのシーンに分けて解説します。
ビジネス
ビジネス分野でレジュメは、会議の参加者に向けた参考資料やプレゼンの目次、計画表として配布されます。レジュメがあることで会議の概要が分かり、流れもスムーズになるというメリットがあります。
会議のレジュメには、出席者にわかりやすいよう以下のような項目を記載します。
- 会議の開催日時や場所
- 会議の議題
- 出席者の氏名
社内のかんたんな会議ではワードなど簡単な資料でも成り立ちます。しかし、顧客に対してのプレゼンであれば、パワーポイントを使用して、視覚的な工夫を取り入れる必要があります。
就職・転職
就職や転職に申し込む際は、履歴書や職務履歴書の提出を求められることが一般的です。これらの資料は、あなたの過去の食歴などを要約して記載するための書類です。
採用担当者にわかりやすいよう、以下のような項目を記載します。
- 氏名、住所、連絡先
- 学歴
- 職歴
- スキル
- 資格
- 自己PR
レジュメを書く際のポイントは、決まられた範囲内で、できるだけ自分をアピールするように工夫すること。書類を見た担当者に、「もっと知りたい」「一緒に仕事をしたい」と思ってもらえるよう具体的な内容にしましょう。
教育・研究
教育・研究分野のレジュメは、大学のゼミなどで論文を要約する際に使用されます。論理的なつながりを意識して、タイトルと内容の整合性を保つよう意識しましょう。
- タイトル
- 論文の発表日時
- 執筆者
- 研究テーマ
- 論文・学会発表
研究・教育分野のレジュメを作成する際には、以下の点に注意しましょう。
- 応募先の研究内容や教育内容を理解した上で、自分のスキルや経験をアピールする
- 誤字脱字や不備がないように、丁寧に作成する
- 簡潔でわかりやすい表現を心がける
研究・教育分野でのレジュメは、研究能力や教育能力をアピールする重要な書類です。上記のポイントを押さえて、効果的なレジュメを作成しましょう。
レジメストライプの有効活用
レジメストライプは、レジメなどの書類に使用される、横に細い線が入ったデザインの用紙です。レジメストライプを活用することで、総会資料をより見やすく、わかりやすくすることができます。
レジメストライプを使用した総会資料作成のテンプレートは、以下のとおりです。
表紙
表紙には、総会のタイトルや日時、開催場所などを記載します。レジメストライプを使用することで、表紙に統一感を出すことができます。
議事録
議事録には、総会で行われた議題や議論の内容、決定事項などを記載します。レジメストライプを使用することで、議事録をより見やすく、わかりやすくすることができます。
質疑応答
質疑応答には、総会で行われた質疑応答の内容を記載します。レジメストライプを使用することで、質疑応答をより見やすく、わかりやすくすることができます。
その他資料
総会で配布する資料には、レジメストライプを使用することで、資料をより見やすく、わかりやすくすることができます。
- 統一感を出すことができる
- 見やすく、わかりやすくすることができる
- 印象を良くすることができる
レジュメ・レジメのよくある質問

まとめ:状況に応じて使い分けよう

今回は、レジュメとレジメ意味や使い分けの要点について見てきました。
正しく意味を理解して、目的に応じた使い方をしてくださいね。