
英検2級は何問正解すると合格なのかな?合格率はどのくらいなんだろう…
英検はコミュニケーションに欠かすことのできない4技能をバランスよく測定するテスト。累計の受験者は1億人を超えています。
中でも英検2級は高校卒業程度の学力が推奨目安とされ、合格点に達すると進学・就職・留学等で幅広く活用できます。
本記事では、英検2級で合格点を取るための対策や意味、オススメの勉強方法について解説します。
▶︎英検対策のオススメ勉強法は記事後半で解説しています。
英検2級の合格点・合格率はどのくらい?


英検2級の合格点は、一次試験が1520点、二次試験が460点です。一次試験は、リーディング、リスニング、ライティングの3つのパートで構成されています。二次試験は、スピーキングの1パートのみです。
また、英検では各技能ごとにスコアを均等に配分しているため、問題数が異なる場合は、1問あたりのスコアへの影響が異なります。なお、同じ技能のなかでは、どの問題に正解してもスコアへの影響は同じです。
リーディング | 650点 |
ライティング | 650点 |
リスニング | 650点 |
また、2016年に日本英語検定協会が発表した資料によると、合格率は1次試験34.0%、2次試験80.4%となっています。
英検2級を受ける学力の基準は、高校卒業レベルが推奨されています。それほど高い基準ではないので、就活や自己啓発のためにも自信のある方は受けてみると良いでしょう。
▶参考:日本英語検定協会



英検2級の合格点は、一次試験が1520点、二次試験が460点。
英検2級で合格点を取る対策


英検の試験問題は4技能(リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング)のバランスを重視し、日常生活からビジネスシーンなどで求められる英語力を測定します。
そして、英検2級の資格を取得するためには、一次試験と二次試験、どちらも合格点を取る必要があります。
英検2級で合格点をとるために必要なことは、以下の3つです。
英検2級では、日常生活やビジネスシーンでよく使われる基本的な単語や文法が要求されます。また、長文読解においても、ある程度の読解力が必要になります。
以下に、それぞれの項目について詳しく解説します。
語彙力
英検2級では、日常生活やビジネスシーンでよく使われる基本的な単語を3,000語程度理解する必要があります。また、熟語やフレーズも理解しておくとよいでしょう。
語彙力を身につけるためには、単語帳やアプリなどを活用して、毎日の学習を積み重ねることが大切です。また、英会話や映画鑑賞などを通して、実際に英語に触れる機会を増やすことも効果的です。
文法力
英検2級では、中学レベルの文法に加えて、高校レベルの文法も理解する必要があります。例えば、不定詞や分詞、仮定法などの文法事項を理解しておくとよいでしょう。
文法力を身につけるためには、文法書や問題集などを活用して、基礎的な文法をしっかりと理解することが大切です。また、実際に英文を書いてみることで、文法の使い方を体感することも効果的です。
読解力
英検2級では、長文読解において、ある程度の読解力が必要になります。例えば、情報の要約や推測、意見の述べ方などを理解しておくとよいでしょう。
読解力を身につけるためには、長文読解の練習を積むことが大切です。また、英文の構造を理解して、情報を整理する力も身につける必要があります。
英検2級で合格点を取るためには、これらの3つの項目をバランスよく身につけることが大切です。また、日頃から英語に触れる機会を増やし、英語力を総合的に向上させることが重要です。
以下に、英検2級の合格点を取るための具体的な勉強方法をご紹介します。
語彙力
- 単語帳やアプリを活用して、毎日の学習を積み重ねる
- 英会話や映画鑑賞などを通して、実際に英語に触れる機会を増やす
文法力
- 文法書や問題集などを活用して、基礎的な文法をしっかりと理解する
- 実際に英文を書いてみることで、文法の使い方を体感する
読解力
- 長文読解の練習を積む
- 英文の構造を理解して、情報を整理する力も身につける
また、英検2級の勉強を効率的に進めるためには、以下のようなポイントを押さえておくとよいでしょう。
- 自分の弱点を把握する
- 目標を明確にする
- 計画的に勉強する
- モチベーションを維持する
英検2級の合格を目指して、ぜひ上記の勉強方法やポイントを参考にしてみてください。
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英検2級で合格点を取る意味


英検2級で合格点を取ると、以下のことに役立ちます。
進学
英検2級は、英語学習の目標として設定しやすい資格。取得することで以下のメリットがあります。
- 小学生
-
小学生のうちから英検2級を目指すことは、英語の基礎力を早い段階で身につけるのに有効です。英検2級に合格することで、英語に自信がつき、英語学習を継続しやすくなります。
- 中学生
-
中学生のうちから英検2級を目指すことは、高校受験や大学受験に向けての準備になります。英検2級に合格することで、英語の学力をアピールすることができ、志望校への合格に有利になる可能性があります。
- 大学を目指す高校生
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大学を目指す高校生のうちから英検2級を目指すことは、大学入試や就職活動に向けての準備になります。英検2級に合格することで、英語の学力をアピールすることができ、志望校への合格や就職に有利になる可能性があります。
就職活動
英検2級は、ビジネスシーンで英語が使えるレベルであり、企業から評価されることが多いです。特に、外資系企業や海外との取引がある企業では、英語力は必須のスキルとなり、取得することで以下のメリットがあります。
- 英語力を客観的に証明できる
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公的な資格であり、英語力を客観的に証明することができます。履歴書やエントリーシートに英検の資格を記載することで、英語力をアピールすることができます。
- 英語力に対する意欲やスキルをアピールできる
-
英語の学習やスキルを身につけるための努力を証明することができます。英検の資格を取得することで、英語力に対する意欲やスキルをアピールすることができます。
- 英語を使う仕事に応募する際に有利になる
-
多くの企業で、英語力は就職において重要な要素となっています。特に、外資系企業や海外との取引がある企業では、英語力は必須のスキルとなります。英検2級を取得することで、英語を使う仕事に応募する際に有利になる可能性があります。
海外留学
英検2級は、海外留学に必要な英語力の証明として提出できることがあり、取得することで以下のメリットがあります。
- 留学先での生活がしやすくなる
-
留学先での日常生活で英語が使えるようになります。例えば、買い物やレストランでの注文、交通機関の利用などがスムーズになります。
- 留学先での勉強がしやすくなる
-
留学先の大学や専門学校の授業で英語が理解しやすくなります。また、留学先でアルバイトやインターンシップをする際にも役立ちます。
- 留学先での友人作りがしやすくなる
-
英検2級を取得することで、留学先で英語を話せる友人を作ることができます。英語を話せる友人ができることで、留学生活がより充実したものになるでしょう。
日常生活
英検2級のレベルは、日常生活で英語を使うのに十分なレベルです。海外旅行や海外でのビジネスなど、さまざまな場面で英語を使うことができます。
具体的には、以下のようなことができるようになります。
- 簡単な英語で会話ができる
- 英語のニュースや記事を読むことができる
- 英語の映画やドラマを字幕なしで理解できる
英検2級の試験内容を確認


レベル | 準2級までしっかりつけてきた力を実生活の様々な分野で応用できる力を身につけている級で、レベルは高校卒業程度とされています。社会生活に必要な英語を理解し、使用できることが求められます。 |
資格概要 | 入試活用、単位認定、共通テスト対策、さらに海外留学や社会人の一般的な英語力の条件として幅広く適用されます。 |
試験時間 | 一次試験(筆記85分 / リスニング約25分) 二次試験(英語での面接約7分) |
受験会場 | 本会場/準会場での受験 |
審査基準
審査の判定基準は以下の通りです。
- 程度
社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる
- 審査領域
読む | 社会性のある内容の文章を理解できる |
書く | 社会性のある内容を理解できる |
話す | 社会性のある課題についてやりとりできる |
書く | 社会性のある話題について書ける |
2023年度の検定料
検定料は個人申込・団体申込によって異なりますが、ここでは一般的な個人申込について見ていきます。
正規料金 | 8,400円(税込) |
キャンペーン料金 | 8,300円(税込) |
なお申し込みは、インターネット申込、コンビニ申込、特約書店申込の3つから選択できます。
結果の通知
後日、日本英語検定協会の公式サイトにて試験の正答や合否の結果を閲覧できます。
英検の成績表では、合否に加えて英検CSEスコアが表示され、技能別に満点が設定されています。
よくある質問
試験中の心得を解説


具体的な心得としては、以下のようなものが挙げられます。
- 試験開始前に、問題冊子や解答用紙の確認をする
問題冊子や解答用紙の見方をしっかり確認しておきましょう。問題文や選択肢の読み飛ばしを防ぐことができます。
- リスニングは、最初から最後まで集中して聞く
リスニングは、最初から最後まで集中して聞くことが大切です。聞き取れなかった部分は、後で聞きなおすようにしましょう。
- 長文読解は、まずは全体をざっと読んで内容を把握する
長文読解は、まずは全体をざっと読んで内容を把握しましょう。そうすることで、問題を解く際に必要な情報を探しやすくなります。
- スピーキングは、自分の意見や考えをはっきりと伝える
スピーキングは、自分の意見や考えをはっきりと伝えることが大切です。自信を持って、堂々と話しましょう。
英検の試験は、日頃の学習の成果を試す場です。しっかりと準備をして、本番で力を発揮できるようにしましょう。
まとめ
以上のことからも、より多くの点数を稼ぐために対策をしっかりとして臨むことが大切です。
最後に、効率的に得点を稼ぐためにオススメの学習法をご紹介します。
KIRIHARA Online Academyの対策


- 英検対策のための実践的カリキュラム
- TOEIC講師の早川幸治がコースを監修
- 資格を取得している日本人講師がサポート
- 勉強をしたいけれど、何から手をつければ良いかわからない
- 効率よく対策して、スコアアップしたい
- 英検の目標級に合格したい
1. 英検対策のための実践的カリキュラム
KIRIHARA Online Academyの英検対策コースは、出題傾向を徹底分析した実践的なカリキュラムで構成されています。
各級の目標スコアに合わせた学習内容で、効率的に英検合格を目指すだけでなく、頻出問題の徹底対策で、確実に得点を伸ばすことができます。また、実践的な演習問題で、本番の試験に備えることができます。
2. TOEIC講師の早川幸治氏がコースを監修
KIRIHARA Online Academyの英検対策コースは、TOEIC講師として20年以上の指導経験がありTOEIC満点990点を取得している、早川幸治氏が監修しています。
早川氏は、英検の出題傾向や対策方法を熟知しており、コースの内容や教材に反映されているため、より効果的なものとなっています。
3. 資格を取得している日本人講師がサポート
英検2級以上の資格を取得している日本人講師がサポート。講師は、一人ひとりの学習状況に合わせて的確な指導を行います。また、質問や相談にも丁寧に対応してくれるので、安心して学習を進めることができます。
KIRIHARA Online Academyの口コミ
KIRIHARA Online Academy公式サイトから利用者の声をピックアップしました。
的確に指導をしていただき、細かいところを質問して答えてもらえるのは、やはり日本人講師の強みだと思いました。
引用:KIRIHARA Online Academy公式サイト
一人だと気づかなかった点が明らかになるので、大変助かります。
引用:KIRIHARA Online Academy公式サイト
日本語の中に英語を混ぜて思い出しやすくするんですね。
引用:KIRIHARA Online Academy公式サイト
曖昧に覚えていたところの再確認ができました。
引用:KIRIHARA Online Academy公式サイト
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日本英語検定協会の公式サイトには過去問も掲載されているので、どのような問題が出題されるかの目安として利用できます。詳しくは以下のリンクをご確認ください。
▶︎参考:日本英語検定協会